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NSPW500CS x 24個でも近くは明るいのですが遠くは豆球やクリプトン球の
懐中電灯には及びません。
もう少し遠くを明るくしたいと思い最近入手性が良くなったPowerLEDで
作ってみました。CREEのXLamp XR-E3個を単三電池4本で駆動します。
ケースは今までと同じタカチ電機工業のLM-140です。
制御はPIC16F88とPIC12F683です。
LED取り付けベース。 放熱も兼ねます。
2mmのLアングルは東急ハンズで買って切断してもらいました。
ケースにLED取り付けベースを入れた様子。
ポジ感光基板で作りました。
LEDを取り付けた状態 IF=350mAで80〜100ルーメン 100ルーメン/W
部品を実装した基板はこんな感じ
スイッチはLアングルに接着剤で固定しています。
LEDのベースに基板を乗せてみました
コリメータレンズは10度 接着剤でLEDに直接取り付けます。
LEDと一緒にオーディオQで購入
組み込んだ状態
組み込んだ状態 2台作ったのでこちらは白ケース版
1A程度の電流が流れるのでスプリング端子をりん青銅板で補強します。
(スプリング端子は一箇所で0.2Vくらい平気で電圧降下を起こしてロスとなります)
点灯させた状態
回路図
PIC1個は1個のLEDをドライブします。16F88は全体のコントロール、12F683は
個々のLEDをコントロールします。
LEDのドライブは電池電圧にあわせてPWMのデューティーを変化させます。
したがって事前にLEDの特性を調べておく必要がありますが、フィードバックを
かけないのでフィードバックによるロスはありません。
ポリスイッチ(RXEF050)は実測で約0.5Ωあります。過電流保護と電流測定用を
兼ねて実装していますが保護が働いたことは一度もありません。
リセットICは必要なく未実装。温度センサーも実装しましたが使用していません。
ON-SWはスイッチを押す時間によってノーマル・HI・LOWと明るさを切り替えます。
プログラム PIC 16F88用 PIC 12F683用
参考程度に明るさ比較です
距離2.5m F3.2 シャッター:2秒 マニュアル固定
壁に貼ってある白い目印の間隔は縦・横とも30cm
ノーマルで点灯
ハイパワー 3Wくらいでしょうか
LEDライト初代 NSPW500BS 20個
りん青銅板に錆びが・・・ 2011/10
完成から3年経過した時にりん青銅板に錆びを発見。
使用電池はFJIFILM製を1年以上入れた状態でした。もう一台はマクセル製の電池を
使用していましたが全く綺麗な状態でした。電池電極との相性でもあるのでしょうか?
現在はエネループを使用しながら様子を見ています。
電池側の様子
また錆びが・・・ 2014/08/22
エネループでも錆びが発生。
2014年の5月4日に充電のためエネループをいったん外して充電後再セット。
それからわずか3ヶ月ちょっとでこんなに錆が・・
エネループ側はよく見ないとわからない程度の錆というかキズみたいな感じ。
(写真ではよくわからない)
気になったのは電池BOXに充電日や交換日を書いたメモを入れているのですが
この錆のあたりが湿っていたのです。
これって液漏れ?? エネループを見てもそんな感じはないのですが・・
でもこのひどい錆び方だと交換時に何か液体状のものが付着したとか
ケースの隙間から水が浸入したとか・・
とりあえず錆を除去してまた様子見としましょう。
ちなみにこのりんせい銅板のおかげで電圧降下は3mV以下に押さえられているのだけど
ないともろに電圧降下するしあると錆びるし・・こまったちゃんですね。
いつもながら電池BOXには悩まされてしまいます。
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